今日は私にとって今年3校目のさいたま市シェフ給食実施でした。今回お邪魔させて戴いたのは、さいたま市立西浦和小学校でした。実は西浦和小学校では以前食を通して講演させて戴く機会を戴いた事が有り、とても御縁を感じています。西浦和小は生徒、職員を合わせると1,000名を超える給食の食数が有ります。また今回は栄養士の中田先生のご提案で、クリスマスをイメージしたシェフ給食を考えてみました。なんと今日12月19日は2学期最後の給食の日でした。また食育の日でも有るようです。(教頭先生談)と言う事で今回はコーンと野菜たっぷりのチャウダーをはじめ、クリスマスらしくフライドチキン、ショコラの生地にたっぷりの生クリームを絞りとちおとめをのせたクリスマスケーキ、そして何と言っても今回は生徒各自でフライドチキンに使うチャップバナを予め作り、今日の給食で各自飾り付けて戴きました。見た目は勿論、臭い、音(BGMにクリスマスソング)をかけて下さいましたよ～触覚、味覚と五感全てを感じながら楽しいシェフ給食を召し上がって戴きました。特に印象的だったのは、朝の会で生徒の皆さんにお会いしたのですが、とっても温かい感じを肌で感じました。そんな中、千葉校長先生と校長室でお話させて戴く時間を戴き生徒の温かさの源が分かりました。やはり千葉校長先生の子供たちに対する思いの情熱と信念か゛西浦和小全体に浸透しているのだと強く感じました。これは教育の現場と料理は相通じるものが多大にある事を感じました。千葉校長先生が子供達に思いをもって接しておられるように、料理の美味しさもまた、どんなに素晴らしい食材を使っても、作り手の思いか゛無ければその一皿には温かさ、すなわち美味しさは感じないのです。何時の時代も、どんな環境でも「思い=心」の大切さを改めて痛感しました。千葉校長先生本当に貴重なお話をお伺いさせて戴きありがとうございました。そして今回シェフ給食実施に際し、事前の準備から大変御苦労されました栄養士の中田先生、調理スタッフの皆さん本当にありがとうございました。またどこかで食を通してお会いする機会を心より楽しみにしております。