先日新調理システム推進協会の特別企画にて、ケアフード・フレンチコースの第一人者て゛あられます、東京ステーションホテル石原総料理長のケアフード・フレンチコースを召し上がらせて戴きました。当日はリニューアルされた東京ステーションホテルの客室(スイートルーム)をはじめ、館内を見学させて戴き、その後石原総料理長の説明を戴きながら、ケアフード・フレンチを戴きました。先ず最初に驚いたのは、テーブルセッティングのカトラリーが数種のスプーンのみでセッティングされていた事でした。最初のアミューズの彩の美しさ、オードヴルの食材本来の美味しさ、スープの春菊の風味の良さ、魚料理の器の演出、お肉料理の醍醐味、デザートの食べる楽しさにハーブティと、コース料理の最初から最後まで本当に見て食べて楽しみながら、記憶に残る一皿一皿に感動でした。特に印象に残っているのは、石原総料理長のケアフード・フレンチは特別な料理ではなく、通常のフレンチの手法で作り、素材以外の余計なものは使わず、水分等の調整で作られていると言う言葉でした。是非この貴重な体験を今後の自分自身の料理の中で表現すると共に、より多くの方に楽しんで戴けるよう精進していきたいと思います。石原総料理長本当に色々お話戴きありがとうございました。